毎週火曜に、「『存在と時間』をドイツ語で読む会」の入門編を行なっています。 入門編では、『存在と時間』の基礎知識とドイツ語のテキストの読み方を丁寧に解説しています。
なぜハイデッガーはそれほど重要か(文=吉次基宣)
1.問い
「なぜに存在者が存在するのであって、むしろかえって無ではなかったのか。」
これが問である。ドイツの哲学者マルチン・ハイデッガーが生涯を通じて問い続けた問である。人はいう奇矯な問であると。確かに奇矯な問である。人はこんな問には見向きもしない。科学を信奉し、知のあらゆる領域で科学的に思考し、状況に応じて現実的な判断をしようとしている人にとっては奇矯な問である。新たな技術と企業の活動に注目し、その最新のデータを収集し、適切な投資先を探ろうとしている人にとっては奇矯な問いである。何らかのプロジェクトに参加し、その目標に向けて懸命になっている人にとっては、このプロジェクト自体がこの奇矯な問いを問うことを許さない。……
こうして人は日々この問いの前を素通りするのである。
ところが、ハイデッガーにとってはこの問いを問うのか、問わないのかが決定的に重要なのである。文を読む…


延期のお知らせ

連続イベント! 第7回日程調整中

第7回 齋藤元紀氏著『存在の解釈学』を読む


会場の確保ができず、3/13に開催予定でした「第7回目の連続イベント」を延期いたします。日程は決まり次第お知らせいたします。


当会では、齋藤元紀氏をお招きし、氏の著書『存在の解釈学』(法政大学出版局)を精読する連続イベントを開催しております。第7回目のとなる次回は、現在日程を調整しております。当会メンバー以外の方々のご参加も大歓迎。お気軽にお問い合わせください。みなさまのご参加をこころよりお待ち申し上げます。


1)日 時
2020年3月13日(金)
※講義終了後、懇親会を開催いたします。

2)場 所
東京都千代田区(お申し込みいただいた方にメールでお知らせいたします)

3)テキスト
・齋藤元紀氏著『存在の解釈学 ハイデガー『存在と時間』の構造・転回・反復』(法政大学出版局)

開催日一週間前頃までに、上記当該箇所の感想または質問事項などを、A4で1枚を目安にお書きいただき、下記のEメールアドレスにお送りください。
※テキストは各自でご用意ください。

4)申込方法
Eメール「szdokushokai ■ gmail.com(■を@に変えてください)」まで、下記をお知らせください。
・お名前
・ご所属
・携帯電話番号
※メーリングリストに登録されている方は申し込み不要です。

5)申込締切
開催日1週間前を目安に締切とさせていただきます。

6)参加費
無料。

2017年12月31日日曜日

次回読書会 2018 1/12

日時:2018年1月12日(金)18:30~20:30
場所:東京都千代田区「飯田橋」
会場変更です! ご注意ください。

2018年最初の金曜日の会は、237ページ「第47節」の冒頭、
「§ 47. Die Erfahrbarkeit des Todes der Anderen und die Erfas- sungsmöglichkeit eines ganzen Daseins」から読みます。


2017年は209ページから読み始めたので、一年間で読み進められたのは約30ページ。効率を求める現代に、なんと反時代的な! しかし牛歩のごとき読書でなければ、得られないものがあります。
今年は『存在と時間』のほかに、『カントと形而上学の問題』や『アリストテレスの現象学的解釈』も読み終え、『存在と時間』の厚みある理解を目指しました。こちらは要約をホームページ内に掲載しておりますので、ご参照ください。
また、ハイデッガーの研究者の先生、お三方にもお越しいだきました。9月1日に関口浩先生(早稲田大学)が、9月5日に森一郎先生(東北大学)が、11月17日に轟孝夫先生(防衛大学)が当会でお話しくださいました。お忙しいなか貴重なお時間を割いていただいた先生方に、御礼を申し上げます。
来年も充実した会を目指して週2回の読書回を続けてまいります。本ページをご覧になられてご興味をお持ちになられた方は、メールにてお気軽にお問い合わせください。

2017年12月16日土曜日

次回読書会 2017 12/22

日時:2017年12月22日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

12/22は下記より読み進めます。

「第46節」第4段落の途中、
236ページの下から11行目、
「Das Hemmnis steht auf Seiten des Seins dieses Seienden.  ……」より。



2017年12月10日日曜日

次回読書会 2017 12/15

日時:2017年12月15日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

12/15は下記より読み進めます。

「第46節」第2段落の冒頭、
236ページの上から9行目、
「Das primäre Moment der Sorge, das »Sichvorweg«, besagt doch: ……」より。

第45説を読み終えました。
いよいよ「das Sein zum Tode」です。
歩みは遅けれど、確実に終わりに近づきつつあります。

2017年12月1日金曜日

次回読書会 2017 12/8

日時:2017年12月8日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

本日(12/1)、『アリストテレスの現象学的解釈』を読み終えました。
次回(12/8)は『SEIN UND ZEIT』の下記の箇所より読み進めます。

「第45節」第13段落の冒頭、
235ページの下から3行目、
「Wenn die Zeitlichkeit den ursprünglichen Seinssinn des Daseins ausmacht,  ……」より。

12月以降の「読む会」のスケジュールを掲載いたしました。
年末から来年2月にかけて、休会や場所変更が頻繁です。
みなさん、くれぐれもご注意ください。

次回読書会 2017 12/1

日時:2017年12月1日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は以下の箇所より読みます。

『SEIN UND ZEIT』:
「第45節」第9段落の冒頭、
234ページの下から15行目、
「Damit ist denn auch der phänomenal zureichende Boden für eine ur- sprüngliche Interpretation des Seinssinnes des Daseins gesichert.  ……」より。

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
ガダマー著「ハイデガーの初期「神学」論文」、
114ページの13行目
「今回再発見された構想文を読んで、 ……」より。

直前の更新になりまして、
失礼いたしました。

2017年11月11日土曜日

次回読書会 イベント! 2017 11/17

日時:2017年11月17日(金)18:00〜20:00 時間変更!
場所:千代田区(いつもの場所)

次回(11/17)は、ハイデッガー研究者の先生をお招きして、ご講演いただく予定です。

開始時刻は18:00!からですので、みなさん、お間違えなきよう、ご注意ください。
念のため、開催場所はいつもと同じです。


なお、11/24の読む会は下記より読みます。

『SEIN UND ZEIT』:
第45節の第10段落の途中、
234ページの上から9行目、
「Daseinsmäßig aber ist der Tod nur in einem existenziellen Sein zum Tode.   ……」より。

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
ガダマー著「ハイデガーの初期「神学」論文」、
109 〜120ページを読みます。

2017年11月2日木曜日

次回読書会 2017 11/10

日時:2017年11月10日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は以下の箇所より読みます。

『SEIN UND ZEIT』:
「第45節」第9段落の冒頭、
233ページの下から13行目、
「Eines ist unverkennbar geworden:  ……」より。

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
51ページの2行目
「どんな解釈も、その視座と視線方向という点で、 ……」より。

2017年10月21日土曜日

次回読書会 2017 10/27

日時:2017年10月27日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は以下の箇所より読みます。

『SEIN UND ZEIT』:
「第45節」第8段落の途中、
233ページの9行目、
「Wann und wie hat die existenziale Analyse sich dessen versichert, ……」より。

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
46ページの16行目
「今日的な状況の存在性格は、……」より。

2017年10月7日土曜日

次回読書会 2017 10/20

日時:2017年10月20日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)
※10/10(火)、10/13(金)は
お休みです。ご注意ください!

次回は以下の箇所より読みます。

『SEIN UND ZEIT』:
「第45節」第7段落の途中、
232ページの下から2行目、
「Zwar konnte und mußte auch schon auf diesem Wege eine konkrete Bestimmung der Existenzialität der Existenz erreicht werden. ……」より。

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
42ページの7行目
「とはいえ、このような解釈学のために」より。

みなさまへ。ここのところ、
更新をサボりまして、
ご迷惑をおかけいたしました。

2017年9月4日月曜日

イベント開催の報告 2017 9/1

9/1は関口浩先生をお迎えして、
「ジャコメッティとハイデッガー」を
テーマにイベントを開催いたしました。

15:00より東京都港区の国立新美術館にて
2時間かけてジャコメッティの作品を鑑賞。
その後は千代田区のいつもの場所に移動し、
関口浩先生に約2時間をかけて
「ジャコメッティ」を
お話しいただきました。

私のメモをもとに記しますと、
以下のようなお話でした。
20歳にして知人の死を体験した
ジャコメッティは、自分の存在の
有限性を強く確信した。
私たちは他者が死ぬことは知っているが、
自分のそれを知っている者は少なく、
そういう日常性を超えたところに、
ジャコメッティの芸術はある。
そんな彼は、ダ・ビンチのように
部分を注視し、部分から全体に達するという
描き方はせず、常に広い空間を捉ようと
したのだった。
また、見たままを描き塑像することに
力を注ぎ、自分の内面を表現しようと
したわけではない。
内面に眼を向け、思想を描くようになった
現代は芸術の終焉を迎えている。
そんな時代にジャコメッティは様式を求め、
それは現実に到達する道であり、
芸術の新たな原初を探った芸術家だった。
以上、簡単ですが私のメモです
(間違っていたらごめんなさい)。

関口先生、貴重なお時間を割いて
おつきあいいただき、
ありがとうございます。

9/5もイベントを開催します。
こちらも後日ご報告したいと思います。

2017年8月25日金曜日

次回読書会 イベント! 2017 9/1


日時:2017年9月1日(金)15:00〜21:30頃
場所:港区&千代田区

次回(9/1)は当会企画のイベントのため、
『存在と時間』は読みません。
みなさん! 15:00に遅刻されませんよう。
(私が一番の遅刻魔ですが……。)

なお、9/8の読む会では
以下の箇所より読み進めます。

『SEIN UND ZEIT』:
「第二編」の冒頭、
231ページの1行目、
「Zweiter Abschnitt
Dasein und Zeitlichkeit  ……」より


高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
14ページの5行目
「哲学的な探求の対象は、……」より

本日、ついに第一編を読了しました。当会は2011年3月の東日本大震災直前に始まりました。それから6年と半年。これからの私たちには、第二部を読み進める可能性が秘められています。と同時に、6年半をかけて前半部分を読んできたという過去があります。今日の読む会では、最後にささやかな拍手が。私たちのこの今をハイデッガーはどう見ているのでしょう、なんてことを考えながら。(み)

2017年8月5日土曜日

次回読書会 2017 8/25

日時:2017年8月25日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は以下の箇所より読みます。

『SEIN UND ZEIT』:
「第44節 c」第13段落の途中、
230ページの上から10行目、
「Erst dann ist auch ursprünglich auseinanderzulegen,   ……」より

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
10ページの
「解釈学的状況の提示」より
これまで57ページ以降の、ハイデッガーによる
アリストテレスの著作の解釈を読んできました。
次回からは最初に戻ります。

さて、金曜日の会は今週から夏休み(?)です。
(火曜日の会は8/8、8/22も開催します)
どうぞご自愛いただき、
次回読書会でお会いしましょう。

2017年7月30日日曜日

次回読書会 2017 8/4

日時:2017年8月4日(金)18:30〜20:30
場所:新宿区四谷です! ご注意

次回(8/4)は以下の箇所より読みます。

『SEIN UND ZEIT』:
「第44節 c」第8段落の途中、
229ページの下から5行目、
「Die Behauptung »ewiger Wahrheiten«,  ……」より

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
94ページの
「第二部について、『形而上学』第七巻、第八巻、第九巻」より

2017年7月28日金曜日

次回読書会 2017 7/28

日時:2017年7月28日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

すみません!!!
更新したと思い込んでいました。

本日(7/28)は
次回は以下の箇所より読みます。

『SEIN UND ZEIT』:
「第44節 c」第8段落の途中、
228ページの8行目、
「Wahrheit läßt sich in ihrer Notwendigkeit nicht beweisen, ……」より

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
88ページより

2017年7月16日日曜日

次回読書会 2017 7/21

日時:2017年7月21日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)
※7/18の火曜日の会はお休み!

次回は以下の箇所より読みます。

『SEIN UND ZEIT』:
「第44節 c」第7段落の途中、
228ページの下から11行目、
「der Erkennbarkeit der »Wahrheit«, bleibt auf halbem Wege stehen. ……」より

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
83ページの冒頭、
「自然学」の冒頭より

2017年7月8日土曜日

次回読書会 2017 7/14

日時:2017年7月14日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は以下の箇所より読みます。
『SEIN UND ZEIT』:
「第44節 c」第7段落の冒頭
(228ページの真ん中あたり)、
「Wir müssen die Wahrheit voraussetzen, ……」。

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
77ページの冒頭。

2017年7月2日日曜日

次回読書会 2017 7/7

日時:2017年7月7日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は以下の箇所より読みます。
『SEIN UND ZEIT』:
「第44節 c」第6段落の途中
(228ページの9行目)、
「Es ist Seiendes, dem es in seinem Sein um das eigenste Seinkönnen geht. ……」。

高田珠樹訳
『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
73ページの3行目、
「しかし解釈によって取り出されるのは、 ……」。

2017年6月27日火曜日

次回読書会 2017 6/30

次回読書会 2017 6/30
日時:2017年6月30日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は以下の箇所より読みます。
『SEIN UND ZEIT』:
「第44節 c」第6段落の冒頭
(228ページの3行目)、
「Was besagt »voraussetzen«? ……」。

高田珠樹訳『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
69ページの3行目、
「注視する純粋な理解によって ……」。

2017年6月17日土曜日

次回読書会 2017 6/23

日時:2017年6月23日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は以下の箇所より読みます。
『SEIN UND ZEIT』:
「第44節 c」第4段落の途中
(227ページの中程の行)、
「Und nur weil »Wahrheit« als Entdecken eine Seinsart des Daseins ist, ……」。

高田珠樹訳『アリストテレスの現象学的解釈』
(平凡社):
64ページの後ろから2行目、
「語りと語ることとは ……」。

2017年6月12日月曜日

次回読書会 2017 6/16

日時:2017年6月16日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は、「第44節 c」第2段落の冒頭(227ページの2行目)、
「Die Gesetze Newtons waren vor ihm weder wahr noch falsch, ……」から読みます。

併せて読んでおります、高田珠樹訳『アリストテレスの現象学的解釈』(平凡社)は、61ページより読みます。

前回より新しい仲間が増えました。
ご興味がありましたら、是非ご参加ください。

2017年6月3日土曜日

次回読書会 2017 6/9

日時:2017年6月9日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は、「第44節 c」の冒頭(226ページ)、
「c) Die Seinsart der Wahrheit und die Wahrheitsvoraussetzung」から読みます。

第44節の理解を深めるために、併せて、「ナトルプ報告」と呼ばれる『Phanomenologische Interpretationen zu Aristoteles.』を、高田珠樹訳『アリストテレスの現象学的解釈』(平凡社)で読みます。

ご興味ありましたら、メールにてお知らせください。
みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

2017年5月26日金曜日

次回読書会 2017 6/2

日時:2017年6月2日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は、「第44節 b」第24段落の途中、
225ページ、28行目
「Weil diese aber dem Sinne von Sein überhaupt gleichgesetzt ist, ……」から読みます。

本日も、あまり読み進められませんでした。
来週は「第44節 b」を読み切りたいと思います。

「次回読書会」のお知らせが、
今年の4月から「2018年」になっていました。
「2017年」の誤りです。
お詫びして訂正いたします。

2017年5月20日土曜日

次回読書会 2018 5/26

日時:2017年5月26日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は、「第44節 b」第23段落の冒頭、
225ページ、1行目
Die Entdecktheit des Seienden rückt mit der Ausgesprochenheit der Aussage in die Seinsart des innerweltlich Zuhandenen. ……」から読みます。

5/19の「読む会」では、1/2ページしか読めずに申し訳なく存じます。次週はたくさん読み進められるよう努めます(み)。

2017年5月18日木曜日

次回読書会 2018 5/19

日時:2017年5月19日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は、「第44節 b」の第21段落の冒頭、
224ページ、上から22行目
「Soll dieses aber ausdrücklich hinsichtlich seiner Entdecktheit zugeeignet werden, ……」から読みます(記憶が定かでなくすみません)。

更新が遅くなりまして、失礼いたしました。

2017年5月1日月曜日

次回読書会 2018 5/12

日時:2017年5月12日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は、「第44節 b」の第20段落の冒頭、
223ページ、下から4行目
「Das Sein bei innerweltlichem Seienden, das Besorgen, ist ent- deckend. ……」から読みます。
(その前に第19段落の復習を少々)

「das Dasein ist je schon in der Wahrheit und Unwahrheit.(S.222)
現存在はその都度すでに真理と非真理のうちにある。」
ハイデッガーの撞着を超えた表現、詩人みたいですね。リルケのエピタフを思い出します。(み)

2017年4月25日火曜日

次回読書会 2018 4/28

日時:2017年4月28日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は、「第44節 b」の第14段落の冒頭
222ページ、下から15行目
「Die Wahrheit (Entdecktheit) muß dem Seienden immer erst ab- gerungen werden. ……」から読みます。

ゴールデンウィーク中の
スケジュールを掲載しました。
ご確認ください。

2017年4月15日土曜日

次回読書会 2018 4/21

日時:2017年4月21日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は、「第44節 b」の第11段落の途中、
221ページ、下から14行目
「Dasein kann sich als verstehendes aus der »Welt« ……」(3.Zur Seinsverfassung des Daseins gehört der Entwurf: …… の次の文です)から読みます(でしたよね?)。

間違っていましたら、お知らせください。
よろしくお願いします。

2017年4月11日火曜日

次回読書会 2018 4/14

日時:2017年4月14日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は、「第44節 b」の第7段落の途中、
220ページの本文、下から7行目
「Erschlossenheit wird durch Befindlichkeit, ……」から読みます。

更新が遅くなりまして、
失礼いたしました。

2017年4月1日土曜日

次回読書会 2018 4/7

日時:2017年4月7日(金)18:30〜20:30
場所:市ヶ谷(会場変更につきご注意ください)

次回は、「第44節 b」の第1段落の途中、
219ページ、
§44 b の本文16行目
「Und ist es Zufall, daß in einem der Fragmente des Heraklit1, ……」から読みます。

2017年3月30日木曜日

次回読書会 2017 3/31

日時:2017年3月31日(金)18:30〜20:30
場所:千代田区(いつもの場所)

次回は、「第44節 a)」の第14段落、
219ページ、上から3行目「Das Wahrsein als Entdeckend-sein ist wiederum ontologisch nur möglich auf dem Grunde des In-der-Welt-seins.……」から読みます。

森一郎先生のトークショー
「ニーチェの主著『愉しい学問』で遊ぶ
「声に出して読める」哲学書の魅力」が
2017年3月18日、
八重洲ブックセンター本店
(東京 都中央区)にて開催されれました。
当日は新たに椅子を
補充するほどの賑わいでした。



2017年3月17日金曜日

次回読書会 2017 3/24

日時:2017年3月24日(金)18:30〜20:30
場所:新宿区四谷(お間違いないよう)

次回は、「第44節 a)」の第13段落、
218ページ、3行目の「Und was wird durch die Wahrnehmung ausgewiesen?」から読みます。

森一郎先生トークショー 
「ニーチェ『愉しい学問』、
いよいよ明日(3/18の11:00〜)開催です。
当日受付もしています(たぶん……)。
これからニーチェを
読もうとされている方、
未だに「ニーチェ」と口にできないほど、
青春時代に彼の毒薬にやられた方も、
みなさん会場でお会いしましょう!(み)

2017年3月12日日曜日

次回読書会 2017 3/17

日時:2017年3月17日(金)18:30〜20:30
場所:東京都千代田区(いつもの場所です)

次回は、「第44節 a)」の第11段落、
217ページ、5行目の「Wird die Wirklichkeit des Erkennens und Urteilens nicht in zwei Seinsweisen und »Schichten« auseinandergebrochen,  ……」から読みます。

3月18日に開催されます
森一郎先生トークショー 
「ニーチェ『愉しい学問』
03-3281-1811(八重洲ブックセンター)」
にて申し込み受け付け中です。

2017年3月4日土曜日

次回読書会 2017 3/10

日時:2017年3月10日(金)18:30〜20:30
場所:東京都千代田区(いつもの場所です)

次回は、「第44節 a)」の第7段落、
216ページ、1行目の「Gleichheit ist eine Weise der Übereinstimmung. ……」から読みます。

3月18日に開催されます
森一郎先生トークショー 
「ニーチェ『愉しい学問』
03-3281-1811(八重洲ブックセンター)」
にて申し込み受け付け中です。

2017年2月27日月曜日

次回読書会 2017 3/3

日時:2017年3月3日(金)18:30〜20:30
場所:東京都千代田区(いつもの場所です)

次回は、「第44節 a)」の第4段落、
214ページ、本文下から6行目の「Thomas v. Aquin2, der für die Definition auf Avicenna verweist, ……」から読みます。

3月18日に開催されます
森一郎先生トークショー 
「ニーチェ『愉しい学問』
「03-3281-1811(八重洲ブックセンター)」
にて申し込み受け付け中です。


2017年2月18日土曜日

次回読書会 2017 2/24

日時:2017年2月24日(金)18:30〜20:30
場所:東京都千代田区(いつもの場所です)
   
次回は、「第44節」の第4段落、
213ページ、本文下から6行目の「Diesen Fragen ist nicht auszuweisen.」から読みます。

2017年2月16日木曜日

2017 3/18 イベント開催      森一郎先生トークショー      「ニーチェ『愉しい学問』」

森一郎先生トークショー      
ニーチェの主著『愉しい学問』で遊ぶ 
「声に出して読める」哲学書の魅力
ニーチェ著・森一郎訳『愉しい学問』
(講談社学術文庫)刊行記念

日  時:2017年3月18日(土) 
     11:00〜13:00(開場10:30)
場  所:八重洲ブックセンター本店
     8Fギャラリー
     (東京都中央区八重洲2-5-1/
      JR東京駅 八重洲南口)
参  加  費:500円(税込)
定  員:80名
申込方法:電話「03-3281-1811」にて。
     もしくは、
     本店1Fカウンターにて。

2017年2月10日金曜日

次回読書会 2017 2/17

日時:2017年2月17日(金)18:30〜20:30
場所:東京都千代田区(いつもの場所です)
   変更です。
   開催場所は市ヶ谷です。
   くれぐれもお間違いなさらぬよう。

次回は、「第44節」の冒頭(第1段落)、
「212ページ、下から6行目の Die Philosophie hat von altersher Wahrheit mit Sein zusam- mengestellt.」から読みます。

2/10の読書会は先週読み終えました第43節を振り返りました。今回から第44節に入る予定でしたが、議論が白熱、瞬く間に2時間が経ってしまいました。一字一句丁寧に読み進めることをモットーにしている私たちの読書会。ご興味をお持ちになりましたら、是非ご一報を。

2017年2月8日水曜日

次回読書会 2017 2/10

日時:2017年2月10日(金)18:30〜20:30
場所:東京都千代田区(いつもの場所です)

次回は、「第44節」の冒頭(第1段落)、
「212ページ、下から6行目の Die Philosophie hat von altersher Wahrheit mit Sein zusam- mengestellt.」から読みます。

通常の会場(千代田区)に戻ります。

今回から新たな節に入ります。
まだまだ先ですが、いつかは読み終わってしまう『存在と時間』。
読書会に参加しているメンバーとしては、是が非でも読了したい一冊ですが、
読み進めるにつれ、読み終わらないで欲しいと思うことも。

近々、みなさんに「素敵なお知らせ」がございます。
乞うご期待!

2017年1月28日土曜日

次回読書会 2017 2/3

日時:2017年2月3日(金)18:30〜20:30
場所:東京都千代田区
   会場変更! 新宿区四谷に変更です。
   (千代田区は使用不可になりました)


次回は、「第43節 第35(C-4)段落」の冒頭、
「212ページ、13行目の
Die gekennzeichnete Abhängigkeit des Seins, …… 」から読みます。

通常の会場(千代田区)に戻ります。
会場は新宿区四谷です。
みなさんご注意ください。

2017年1月24日火曜日

次回読書会 2017 1/27

日時:2017年1月27日(金)18:30〜20:30
場所:東京都新宿区(通常の会場になります)

次回は、「第43節 第32(c-1)段落」の冒頭、
「211ページ、23行目の
Realität ist als ontologischer Titel auf innerweltliches Seiendes bezogen. 」から読みます。

1/27の会場は四谷です。
みなさんご注意ください。

2017年1月15日日曜日

次回読書会 2017 1/20

日時:2017年1月20日(金)18:30〜20:30
場所:東京都千代田区(通常の会場になります)

次回は、「第43節 第29(b-)段落」の冒頭、
「210ページ、14行目の
Sollte das "cogito sum" als Ausgang ……」から読みます。

1/20は通常の会場(千代田区)に戻ります。
みなさんご注意ください。

2017年1月10日火曜日

次回読書会 2017 1/13

日時:2017年1月13日(金)18:30〜20:30
場所:東京都新宿区四谷(注意:場所が変わります)

次回は、「第43節 第29(b-4)段落」の冒頭、
「210ページ、14行目の
Grundsätzlich gilt auch von dieser Theorie, ……」から読みます。

新たな年が始まりました。
今年もよろしくお願い申し上げます。