場所:東京都千代田区「飯田橋」
会場変更です! ご注意ください。
2018年最初の金曜日の会は、237ページ「第47節」の冒頭、
「§ 47. Die Erfahrbarkeit des Todes der Anderen und die Erfas- sungsmöglichkeit eines ganzen Daseins」から読みます。
2017年は209ページから読み始めたので、一年間で読み進められたのは約30ページ。効率を求める現代に、なんと反時代的な! しかし牛歩のごとき読書でなければ、得られないものがあります。
今年は『存在と時間』のほかに、『カントと形而上学の問題』や『アリストテレスの現象学的解釈』も読み終え、『存在と時間』の厚みある理解を目指しました。こちらは要約をホームページ内に掲載しておりますので、ご参照ください。
また、ハイデッガーの研究者の先生、お三方にもお越しいだきました。9月1日に関口浩先生(早稲田大学)が、9月5日に森一郎先生(東北大学)が、11月17日に轟孝夫先生(防衛大学)が当会でお話しくださいました。お忙しいなか貴重なお時間を割いていただいた先生方に、御礼を申し上げます。
来年も充実した会を目指して週2回の読書回を続けてまいります。本ページをご覧になられてご興味をお持ちになられた方は、メールにてお気軽にお問い合わせください。